2022年度版最新トレンド!! ハイパーオートメーション

こちらではシステム障害対応に関連した最新トレンドを記載いたします。
「世の中的に、今後はやりそうなキーワードを先に抑えておきたい」
「自分の行っている領域の最新トレンドのキーワードを知りたい」
という方は是非ご覧になってください!

今回は、Gartner、2022年の戦略的テクノロジのトップ・トレンドの1つに選ばれた「ハイパーオートメーション」です。

「業務の見える化をして自動化をするというプロセスがうまくいかない」
「RPAの自動化に限界を感じている」
という方に是非読んでいただきたいです。

ハイパーオートメーションとは?

ガートナーで定義されているものを引用しますと、

ハイパーオートメーションは、可能な限り多くのプロセスを迅速に特定し、検証し、自動化することにより、成長の加速とビジネスのレジリエンス向上を実現します。
グルームブリッジは、次のように述べています。「Gartnerの調査から、先進的なハイパーオートメーション・チームは、仕事の質の改善、ビジネス・プロセスの高速化、意思決定におけるアジリティの強化という3つの重要な優先課題に注力していることが分かっています。ビジネス・テクノロジストは、過去1年で平均4.2件の自動化イニシアティブをサポートしました」

https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20211117

和訳してからか、ちょっと難しいですね・・・
ざっくりは「計測器を仕込んでおいて業務プロセスを自動で導き出して、その業務プロセスをそのまま自動化しちゃおう!」という感じです。
その1,その2で書いたプロセスマイニングとRPAの組み合わせです。

AutomationAnywhereとか、UiPathとかが対応しておりうまく組み合わせることで自動化が進んでいくよ。という売りに見えます。

何がすごいのか?

すごいところは一般的に「業務みえる化」をして、「定型業務」を自動化、という流れですが、この両者を自動化を目指している点。がすごいところです。
私自身も使い込めている状態ではないので定かではないですが、本当にここまでできればすごいことになりそうで、今後進歩していくかもしれません。

今後の展開は?

情報を集めて、徐々に機械学習などを解析制度を挙げましょうという流れになるかと思います。
既存のRPAの改善などに役立てるのかもなぁとは思いますが、プロセスの改善まで自動化できると成り立つ気はします。
どの企業も「見える化」「自動化」だけではなくて、「プロセス改善」も必要とは認識いただいていると思うので、「プロセス改善」をやりきれた企業が勝つのかなぁと思っています。

野村 浩司

金融系システムを中心に開発・保守・運用を6年実施、その後、事業部・社内改善を5年しており、大規模障害時は300人ほどの障害対応の統括を実施、事業部の故障数を30%削減などに取り組んだ。 他にも、原価削減はBPRで8000万/年、システム監視改善で3600万/年、申込運用改善で2500万/年など実績あり。

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野村 浩司

金融系システムを中心に開発・保守・運用を6年実施、その後、事業部・社内改善を5年しており、大規模障害時は300人ほどの障害対応の統括を実施、事業部の故障数を30%削減などに取り組んだ。 他にも、原価削減はBPRで8000万/年、システム監視改善で3600万/年、申込運用改善で2500万/年など実績あり。
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